企業一覧・取組事例

令和5年度東京都スポーツ推進モデル企業

株式会社イトーキ 実践

所在地:中央区|業種:製造業|従業員数:1,996名 (令和6年3月現在)

株式会社イトーキ

働きながら健康になる、新しい働き方への取組

オフィス環境の整備による健康活動の促進

本社オフィス(ITOKI TOKYO XORK)では、新しい働き方「XORK Style(ゾーク・スタイル)」を実践しており、オフィス内に中階段の設置や、上下昇降デスク及び上下昇降テーブルを各所に配備することにより、スタンディングワーク・スタンディングミーティングを促進。また、本社オフィスで働く全従業員を対象に定期的に意識調査を行い、様々な観点からレイアウト変更を重ねている。

今後もオフィス環境によるパフォーマンスの発揮度合いに注目しながら、働きながら、より健康的な活動につながる取組を展開していく。

中階段の設置

3フロアに入居する日本橋オフィスで、別フロアとのコミュニケーション構築のために中階段を設置。従業員がエレベーターを使うことなくオフィス内の階段利用で上下移動を可能にした。

歩数アップ機会を促すオフィス

ゴミ箱は個人用でなくゴミステーションに捨てに行くなど、業務に必要な日常的な行動が自然に、歩数アップにつながるオフィスを実現している。

スタンディングワーク・スタンディングミーティング

上下昇降デスク及びテーブルをオフィスの各所に配備。スタンディングの環境を整え、特別なことをしなくても、仕事そのものを通じて、より自然に健康的に働けるような仕掛けをちりばめている。

力を入れた取組

運動イベントの実施

○ウォーキングイベント

コラボヘルスの観点から健康保険組合と共同で、健康活動が個人課題の解決とチーム共通のコミュニケーションの両面へ繋がるような定期イベントを実施している。

令和5年は、個人戦とチーム戦のイトーキウォーキングイベントを2回開催した。

○ストレッチイベント

令和5年7月に、日本橋オフィスにて、プロのインストラクターによるストレッチライブイベントを開催。当日は出社の従業員にとどまらず、全国事業所及びテレワーク中の従業員にも多数の参加を呼びかけた。

○大人の体力測定

従業員の健康増進・運動習慣化の意識づけとして、握力測定コーナーを設置。出社時や会議の前後に、定期的に測定することを通じて、会話が生まれコミュニケーションの活性化にも繋がっている。

その他の取組

「健康活動報奨金」制度の設置

運動機会の奨励を目的に「健康活動報奨金」制度を設置。スポーツジムやフィジカルな運動プログラムに、連続する3ヶ月内に合計24回以上参加し、健康増進に取り組んだ従業員に対して、健康活動褒賞金として一時金10,000円/3ヶ月を支給している。

複数の健康アプリの展開

平成31年4月に「タニタ健康プログラム」を導入。データを自動でグラフ化するなど、スマートフォンで自身のからだの状態や活動の変化を日々チェックできるようにした。

また令和4年からは新たにQOLismを全従業員に導入し、オンラインレッスンへの参加、コラムから健康情報の入手など、自分に合った健康づくりを楽しく続けられるよう支援している。

すべてのワーカーが健康的に働ける社会の実現を目指します!

イトーキには、人が集い働く空間・環境・場づくりを通じて『明日の「働く」を、デザインする。』社会を実現する使命があります。

そのためには、心身ともに健康で安心して働ける環境の中で、私たちが最大のパフォーマンスを発揮することを大切にして、日々健康活動に取り組んでいます。

今までもそしてこれからも、従業員一人ひとりの健康に真正面から向き合いながら、スポーツ推進、また健康推進企業としてお客様が健康的に働くことのできるワークプレイスを提案し、すべてのワーカーが健康的に働くことのできる社会の実現を本気で目指します。