企業一覧・取組事例

令和 4 年度 東京都スポーツ推進モデル企業

エームサービス株式会社 実践

所在地:港区|業種:給食事業|従業員数:25,812名 (令和5年3月現在)

エームサービス株式会社

二刀流パラアスリート村岡桃佳選手と社内交流会を開催楽しく「ボッチャ」を知る!

給食事業会社として、クライアントが進める健康経営をサポートし、お客様の健康づくりに寄与し続けるためには、サービスを提供する自社の従業員の心身の健康維持・向上が必要不可欠であると考え、様々な取組を行っている。その一環として、スポーツを通じた従業員同士のコミュニケーション活性化と一体感の醸成、パラスポーツの認知拡大を目的として、当社が支援する二刀流パラアスリートの村岡桃佳選手と、従業員・家族を対象としたボッチャ体験会を初開催。参加した約40名を6チームに分けて行った対抗戦では、ボッチャ初体験の人も多かったが、一般社団法人日本ボッチャ協会によるレクチャーもあり、楽しくパラスポーツを体験することができ、交流も深められた。

また、同日に行われた「村岡選手との交流会」では、インタビューやクイズに加えて、村岡選手から簡単にできるストレッチ法をご紹介いただき参加者全員で実際に体を動かしてみるなど、パラスポーツへの理解を深める良い機会となった。

力を入れた取組

約8割の従業員の運動意識が向上!リアル×デジタルでの「ウォーキングイベント」を開催

従業員の健康維持・増進とコミュニケーションの活性化を目的として、全従業員対象の「本部対抗戦ウォーキングイベント」を2022年5月に開催。全国各地で働く多くの従業員に参加してもらうために、社内掲示板や各部門の会議で案内した結果、約1,700名が参加した。期間中、楽しみながらモチベーション高く取り組めるよう、「目指せ一日平均8,000歩」という目標を掲げ、「なんでもランキング」として途中経過を配信。あわせて、ウォーキング中に撮った写真を投稿してもらう「フォトコンテスト」を行い、コミュニケーションの活性化も図った。実施後のアンケートでは運動意識の向上だけではなく、日常生活や健康管理の面においても行動の変化があったと回答し、意識・行動変容につながる結果となった。

継続意欲を高める企画が人気で西日本から広がる「歩こう会」

男性肥満者の割合が高いという課題に対する健康増進活動として、西日本エリアで2019年よりスタートしたウォーキングイベント「歩こう会」。いつでも気軽に参加できるようにイベント期間を約6カ月と長めに設定し、「事業部横断ウォークラリー」や「1日1万歩チャレンジ」などの企画を配信、参加者カードのQRコードからオリジナルストレッチ動画を視聴できるようにするなど、様々な工夫を凝らし、現在はエリアを限らず参加できるようになっている。取組の継続により、健康診断の結果で肥満度や有所見率が低下傾向にあり、健康改善の効果が表れている。

その他の取組

子供たちの夢を応援するプロジェクトに賛同

当社所属のプロテニスプレーヤー鮎川真奈選手が、テニスを通じて子供たちに新たな事にチャレンジするきっかけを与えたいという思いから、2020年より「スマイルテニスプロジェクト」を始動。当社はその思いに賛同し、活動を支援している。同年10月、テニス経験者の小中学生を対象に開催されたイベントには、当社女子テニス部員がヒッティングパートナー、公認スポーツ栄養士が栄養セミナーの講師として参加した。

スポーツの未来を支えるために

当社は、"「食」から日本の未来を支えます。"のコーポレートスローガンのもと、全国約1,500カ所の施設で「食」を中心としたホスピタリティサービスを提供している企業です。スタジアム・トレーニングセンターにおける飲食提供やスポーツ栄養サポートなどの本来事業で培ったノウハウを生かし、国際大会での飲食運営やアスリートへの支援の幅を広げるとともに、約26,000名の従業員の健康維持と社内活性化に努めています。これからもリアル×デジタルでの健康施策の「実践」により、スポーツの未来を支える取組を継続していきます。