企業一覧・取組事例

令和5年度東京都スポーツ推進モデル企業

株式会社CAC Holdings 支援

所在地:中央区|業種:サービス業|従業員数:4,357名 (令和6年3月現在)

株式会社CAC Holdings

裾野拡大につながる、ボッチャへの継続支援の取組

冊子「5分でわかるボッチャガイド」の作成など、ボッチャの魅力を発信

ボッチャのルールを簡単に分かりやすくまとめた冊子「5分でわかるボッチャガイド」を作成し、体験会やイベントで配布することで、手軽で身近なスポーツとしてのボッチャの認知促進を図っている。このボッチャガイドは、その存在を知った方から口コミで広がり、様々な団体や学校などからの依頼で冊子を発送したり、また障害者スポーツ科を持つ学校では、授業の教材として使っているケースもある。

合わせて、FacebookなどのSNSやオンライン会議ツールなどで、競技に関する情報の発信や、ボランティアから提供された大会会場の様子などを配信し、ボッチャの魅力や楽しみ方を発信している。

企画から準備、運営のすべてを社員が執り行うボッチャ大会を開催

当社グループ社員自らが企画・運営し、当社主催のボッチャ大会「CACカップ」を開催している。東京都内の特別支援学校に通う生徒を対象にした学校対抗戦で、選手だけでなく先生方等学校関係者や保護者、一般観戦者も一緒にボッチャを楽しんでもらっている。また、CACカップ初の地方開催として、令和5年4月には長崎県雲仙市にて「CACカップインクルーシブボッチャ2023in雲仙」を開催。雲仙市の地域活性や九州地方におけるボッチャの普及・振興に貢献した。

力を入れた取組

ボッチャの普及に向け、ボール・用具の寄贈プロジェクトを展開

ボッチャの普及に向け、用具購入がハードルとなっている非営利団体・法人へ向けて、ボッチャボール及び用具セットの無償提供(寄贈)のプロジェクトを実施。平成29年度から、毎年20前後の団体にボールセットやランプを寄贈。  

また、ボッチャ普及員の資格を持つ当社グループ社員による講習会も、寄贈時に実施している。

社員がボッチャ審判員の資格を取得し、審判として大会を支える

当社グループ社員9名が、日本ボッチャ協会の公認資格である「JBoA登録審判員」を取得し、協会からの要請を受け公式審判員としてコートに立っている。審判経験の習熟度が認められ、日本選手権本大会に協会からINVITEされる審判も。また各地で開催される大会やイベントへの対応もしており、令和5年度は17大会延べ90人が審判員として活動した。

その他の取組

社員とアスリートが学校などでのボッチャ体験会の運営をサポート

学校の授業やイベントでボッチャ体験会を開催する際、企画・運営から実施まで当社社員とボッチャアスリートが年に10数件、まるごとサポートを行っている。また、運営に加えてアスリート社員である佐藤駿選手によるボッチャの技術指導やトークショーなども実施。

ボッチャサークルのメンバーのうち、11名が日本ボッチャ協会の公認資格である「ボッチャサポーター」の資格を取得。直近1年間で13件のイベントに対応した。

本社屋内常設ボッチャコートを一般に無料貸し出し

本社社屋1階に設置したボッチャコートを、競技者や、レクリエーションとしてボッチャを楽しむ方々へ無料で開放している。公式サイズのボッチャコートで、ボッチャボールセット・審判用具・ランプなども無料貸出しし、ボッチャの普及・支援を行っている。令和5年9月30日時点で、直近1年間で延べ134件の外部貸出を実施した。

まもなく8年目を迎えるボッチャ支援、私たち自身も活動を楽しんでいます

CACグループは、主に企業のお客様を対象としてITサービスを国内外で展開しています。50周年を迎えた平成28年より、社会の皆様に感謝の気持ちをお伝えする一つの形としてボッチャの普及・支援活動を、グループを挙げて開始しました。たくさんの方々からご助力をいただきながらコツコツと活動を継続し、お陰様で「ボッチャといえばCAC」と言っていただけるぐらいにはなりました。

誰もが一緒になってすぐに競技を楽しむことができるボッチャは、ダイバーシティやインクルージョンの必要性がますます高まるこれからの時代にふさわしいスポーツです。私たちも親睦会や懇親会にボッチャを取り入れるなど、様々な形で楽しんでいます。