企業一覧・取組事例

令和6年度東京都スポーツ推進モデル企業

中外製薬株式会社

支援

所在地:中央区|業種:製造業|従業員数:7,604名 (令和7年3月現在)

中外製薬株式会社

障がい児童へのスポーツ支援による、共生の推進

中外製薬では、健やかな社会づくりに向け、様々な分野で行っている社会貢献活動の一環として、障がい者スポーツの普及啓発活動などを通じ、障がい者スポーツを応援する取組を実施しています。

全国の盲学校の生徒が集う全国フロアバレーボール大会への協賛、
および大会運営ボランティア

2022年度から大会協賛を行ってきましたが、協賛の支援だけでなく、双方にとって気づきや学びのある機会として展開していきたいという思いから、今年度は従業員のボランティア参加について、大会事務局にも協力いただき企画・実現しました。

関係者の一体感を醸成するTシャツ制作も行うなどし、活気ある大会につながっていると大会運営者から喜びの声をいただきました。また、当社としてもボランティアを受け入れてもらうことで社員の共生社会への理解促進、社員エンゲージメントの向上などにつながっておりwin-winの関係が構築できました。

力を入れた取組

障がい児童を対象とした定期スポーツクラスへの支援

(一社)センターポール「CPアダプティブスポーツクラス」、(一社)HOKKAIDOADAPTIVE SPORTS「HASスクール」、(一社)日本アダプテッドブレイキン協会「みんなのダンス教室・発表会」を継続して支援しています。

これらスポーツクラスは、参加者やスタッフと一緒にスポーツを楽しむことで、外出機会やスポーツの機会が少ない傾向にある障がい児童の運動の機会となるだけでなく、自立、自律、コミュニケーション能力の醸成にもつながっています。

また教室で行ったアンケートでは、子どもたちの体力スキルの向上、社会性の向上、コミュニケーションの場作りに役立っているという回答を得ることができました。

その他の取組

車椅子ソフトボール体験会の開催

車椅子ソフトボールは障がいの有無はもちろん、性別や年齢を超えて誰もが一緒に楽しむことができるユニバーサルスポーツです。参加者にとっては、スポーツとして楽しめることはもちろん、障がいに対する理解を深める機会にもなっています。

2023年は全国8か所で行い、216名(障がい者:76名、健常者:140名)が参加しました。

当社は社会貢献活動を通じて誰もがいきいきと活躍できる共生社会の実現を目指しており、その一環として障がい者スポーツを積極的に応援しています。

条件やルールを設定することで障がいの有無、年齢、性別にかかわらず誰もが楽しめるスポーツは多くあります。

このようなスポーツを一人でも多くの方に体験頂けるように支援することで、誰もが自分の能力を発揮し、チャレンジできる社会を目指しています。

支援を通じて、少しずつでも障がいへの理解促進、共生社会の実現につながれば嬉しいです。