★ ジョギング回数を増やしてみたら・・・
Ⅰ,またまた自らを実験台に乗せてみたレポート(Part 1)
「有酸素運動と血管年齢」のおさらい
1,Joggingした翌朝の血管年齢が低くなることから、有酸素運動は血管のしなやかにし
てくれる効果に期待できるようだ。
2,ジョギング回数を増やすと血管を若く保つ効果が持続するのか?
そこで1週間のジョギング回数を増やしてみることにした。
Ⅱ,検証方法
【週2回のジョギング】
- これまでの1週間に1回のジョギングでは、血管年齢が高くなる傾向があった。そこで週の半ばに1回追加してみた。
- 日頃の生活パターンに支障ないように、土曜日と日曜日に連続でのジョギングも実施した。
- 測定及び評価方法
・身体活動計を装着して日頃の生活活動量をチェック。
・血管年齢は毎朝起床時、左中指と人差し指に簡易型血管年齢測定器を交互に装着。
・血管の硬さは器質的な要因の他に、非器質的な自律神経のバランス(呼吸)に影響される場合がある。そこで息継ぎの深さや長さをできるだけ安定させて、合計5回の平均値(In)を採用。
・血管年齢(In) − 実年齢(Act)を算出してグラフ化した。
3,結果と気付いたこと
【週半ばにジョギングを追加した場合】
1. Joggingを行った数日後に血管年齢が上がり(➡)、Jogging後に下がる事が再現された。( ➡ )
2. 11/11に血管年齢の上昇が予想されたが、実年齢を上回る事はなかった。
同じ事が14日以降も持続した。(↔)
3. 11/11の追加Joggingで血管年齢をより若くさせる事ができた。(➡)
【土日曜日に継続的に追加した場合】
1. 週末の連日Joggingは血管年齢を若く保つには効果的であった。
2. しかし徐々に実年齢と血管年齢の差が縮まる傾向を確認した。(➡)
3. ついにはJoggingしたにも拘らず、実年齢を上回ってしまった。(★)
4. その後今までになかった上下の変動や、実年齢を上回る現象(➡➡)を確認した。
4,考察と新しい課題
- 血管年齢が実年齢を上回った12/6と8は寝付きが悪かったこともあり、睡眠不足であった。
- 週2回のJoggingを1ヶ月間継続した事で、逆に負のストレスが掛かってしまい疲労が蓄積したのか?
☞ 血管壁が硬くなる原因は、
①血管そのものが硬くなる場合。
②血管の機能によって硬くなる場合。 がある。
特にストレスが掛かると交感神経が優位になって、血管が収縮してしまう。(*)
収縮とは縮むこと。からだに良いはずの有酸素運動(ジョギング)なのに、走り過ぎによるストレスによって、血管がぎゅっと硬直(強張って)してしまったのか??
だったら、興奮した状態を緩和してくれる(副交感神経を刺激する)リラックス法・呼吸法を試してみる価値がありそう。
そこで・・・、
快眠によってストレスから解放させる(自律神経のバランスを整える)ために、
ジョギング当夜の就寝前に 『呼吸法』を実践してみる。
果たしてこの試みは如何に・・・。
次回「またまた自らを実験台に乗せてみたレポート Part 3」でご報告します。