取組レポート

脱水予防と予期せぬ覚醒の無い睡眠効果の検証

投稿者:株式会社SOily

投稿日時:2023.7.24

Jogging中に於ける適時適量の水分補給と認知力の維持・向上

健康に良いとされる有酸素運動にもっともっと満足したいと思っています。
元から健康に良い施策なのですから、よりその手ごたえを感じたいですよね。
運動の習慣化につながる源泉になるはずです。

有酸素運動のひとつであるジョギングの、今まで気が付かなかった効果をいろいろな観点から検証してみると面白い。
そもそも有酸素運動の効果として、肥満防止はもちろんのこと、血液循環の促進、動脈硬化や高血圧などの効果が期待できます。
これらを治療するための薬にはNO(一酸化窒素)が含まれているものがある。
そのNOが血管の内皮細胞から産生されるのですから、有酸素運動は健康に良いことが分かります。(*)

ジョギング中に水分補給するようになってから、就寝中のこむら返りがなくなっている。突発的に襲われる夜間の激痛による睡眠障害も減っているわけです。脚が攣ることで叩き起こされなくなった。巣くっている脱水症状を回避していると思っています。脱水状態が続いてからだが悲鳴を上げた時は、有事の際に発令される避難指示が、とっくに出たあとと同じことだと思うべきです。そうなる前の小まめな水分補給で、からだの脱水状態、緊急事態を回避できるはずです。実際に潜在的な脱水症状が未明のこむら返りとなって、せっかくの睡眠・休養の時間に叩き起こされていたのです。

【関連コラム】水分補給の回数とタイミング

「昨日はよく寝たな。」と思うことや、夜中に1回も目が覚めずに眠ることができたことは、決して悪くはありません。
睡眠は身体的メンテナンスだけでなく、脳の健康に対してもメリットがあるはずです。学習した記憶の整理や醸成に役立っていると言われています。

【関係コラム】育ち盛りにたいせつな睡眠 睡眠中に働いている

だけど、その日を快調に過ごせそうかどうか?特に前日にジョギングなど有酸素運動した当夜、身体に異常のない休養(睡眠)を取ることができた効果が気になる。そして身体だけでなく、脳の活性に変化が表れたらうれしいと思いませんか?

そこで・・・、
水分補給しながらの有酸素運動
➡ “ねむりの作法”に準じたこむら返りの無い睡眠
➡ 翌日の認知力の向上 
という健康へのロジック(?)が思い浮んだ。

【関連レポート】“ねむりの作法”

集中力や記憶力などを統合する力、認知力の向上は如何に?
そう思って、毎朝実行している脳トレのスコアから裏付けを試みてみました。

※ 6月25日
当時最高気温にて、いつもより軽めのJogging(75min,11km)
水分摂取量も通常の半量であった。

graph.1  ≪水分補給しながらジョギングした直後の脳トレのスコア≫
graph.2  ≪こむら返りの無い睡眠の翌朝のスコア

ドリンクボトルを携帯できるウエストポーチ、愛称「オレンジさん」を携帯して、水分補給しながらのジョギングを実行した。
ジョギング後の脳トレシステム(ニューロトラッカー)の平均スコアは『2.26』。
こむら返りによる覚醒がなかった、翌朝の平均スコアが『2.35』。
UP率は『104%』でした。

今回のデータ数は7なので、前述したロジックの信頼性は未だ低い。
けど、少なくともジョギング中に脱水状態を出来る限り防ぐことは、夜間のいらない覚醒が無くなる。そして脳の健康に適う方策になる可能性があることが分かった。

更なる検証で、自分に合ったハンドメイドの健康法を体得できたら大満足です!

 

【出典】
(*)健検公式テキスト 増補改訂第2版 有酸素性運動の強力パワー

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