ジョギングの有効性はさまざまな研究で証明されています。
脳内の血流も促進してくれるし、頭の中が空っぽになってストレス発散~リラックスできます。
きっと認知能力の向上にも役立っているはずです。
果たしてジョギング前後の認知能力はUPしているのでしょうか?
そしてその効果を維持したり増強させるためには、どうも自分に合った睡眠のとり方が肝要ではないか!?と気が付いたのです。
Ⅰ,はじめに
健康の維持・増進に対するジョギング(有酸素運動)の有効性は、さまざまな研究で証明されています。
足腰の筋肉を鍛えることから始まって、からだの隅々に血液を送ってくれる。脳内の血流も促されます。頭の中が空っぽになってストレス発散~リラックス。ジョギングした後の爽快感は格別です。
きっと認知能力の向上にも役立っているはずです。果たしてジョギング前後の認知能力はUPするのでしょうか?
そんな興味に引き寄せられ、認知トレーニングシステムを用いてパイロットデータを集計してみました。
Ⅱ,方法
ジョギング前,ジョギング後,翌朝の認知能力を測定。
結果は使用した測定システムオリジナルのプロトコールで算出されたスコアーで評価した。
Ⅲ,結果,気が付いたこと
1,Jogging直後or翌朝のスコア上昇を17/24(71%)で確認できた。
相変らずJogging後の気分は爽快で、Joggingに対する愛好心は揺るぎない。
2, ➡(レッド);せっかく上昇したスコアが翌日顕著に低下している。
前日のJogging疲労が取れずにモヤモヤ感が残っていた。
翌朝に疲れを感じさせない、スッキリ感が伴うような、自分に合った睡眠
法を取り入れる必要がある。
3,➡(グリーン);am3:00覚醒に伴い、中途半端な2or3度寝せずに起床を試みた結果。
認知能力に対するJogging効果を妨げるのは、自分にフィットしない余計睡眠が要因な
のかも知れない。
Ⅳ,考察と今後の活動予定
1,中高年になればなるほど認知機能は低下傾向になるのは否定できない。
しかし残った神経細胞の認知予備力が、その衰えをJoggingでカバーできると
実例できたと捉えたい。(*)
2, 脳の可塑性を発揮させるにはJogging(有酸素運動)と脳トレ、そして自分に合
った睡眠が重要であろう。
3,Joggingを励行しつつ、脳トレのスコアに反映する睡眠法も探索する。
(*)参考;2022年5月31日日経新聞 筑波大・征矢教授「軽い運動でも脳は変わる」