企業紹介
ソフトウェア開発やインフラ開発を事業の柱としながら、業務システムソリューションや基盤ソリューション、さらには製品・サービスや産官学連携による研究開発などさまざまな事業を手がけています。培った技術と知識を応用することで、ヘルスケアやメディカル、交通や環境などの領域において幅広く社会に貢献しています。

活動紹介
コガソフトウェアが経営理念として掲げる、5つのキーワードの中の一つ。それが、「社員並びにその家族が穏やかなる精神を持てる職場文化を育成する」という思いです。2019年の「健康優良企業 金の認定」取得をはじめ、社員一人ひとりの健康や意識改革に向けたさまざまなアイデアを実際に形にし続けています。
社員やその家族までも大切にする取組の原点は、2000年の創業時にありました。創業者であり代表取締役の古賀詳二さんはこのように話します。
「私は1979年からソフトウェア業界に身を置いています。その頃のソフトウェア業界は、長時間労働や賃金などさまざまな面において、決して良いとは言えない環境でした。そこで、ずっと感じていた『キツい・帰れない・給料が安い』という3Kのない会社をつくろう、さらには業界も社会を変えていこうと決意し、コガソフトウェアを創業したのです」

代表取締役社長の古賀詳二さん
社員や家族を大事にする経営を積み重ね、創業から四半世紀を超え社員数は130名超にまで拡大。また超高齢社会を見据えた、多様な送迎ニーズに対応した移動をサポートするサービスや、福祉や介護、医療などの現場をより良くするシステムを提供するなど、ITを活用した人々の健康や利便性を支える多彩なソリューションを提供しています。
「社会に貢献していくためにも、自分たちの健康は大切です。社員一人ひとりが健康寿命を延ばすこと、そして長く働いていけるように、日々できることを積み重ねています」
そういった思いをさらに加速させるべく、2018年には健康経営を宣言し、健康経営推進室を設立しました。
自分たちの健康を、自分たちで考えて推進する
健康経営推進室では日常的にアイデアを出しあい、実際の取組につなげています。リーダーを務める善養寺雅規さんに、その内容について話を伺いました。
「実は私自身もシステム開発事業部での仕事と兼務しているのですが、健康経営推進室を形成する15名は、誰もが本業と兼任しています。我々のような中小企業では、なるべく時間やコストをかけずに、自分たちで楽しく健康を推進していけるよう工夫を重ねています」

システム開発事業部 営業部 主査で健康経営推進室リーダーの善養寺雅規さん
2020年からは、全社員参加型の体力テストを開始しました。この取組においても、自分たちならではの工夫が数多く込められています。
「まずは自分の年齢と体力のギャップを把握して、自分自身を知ってもらうことを重視しました。ケガなどのリスクや参加のハードルを下げるために、誰もが経験したことのある小学校の体力測定レベルを実施しました。部署ごとに集まれるタイミングで、社内の会議室で実施し、在宅勤務者はオンラインで参加してもらう、全社員参加型の取組になりました。
当初は社員から反対意見が多くあるかと思いましたが、前向きな意見ばかりで現在も継続している年に一回のイベントにまで成長しています」

体力テストの様子
その効果は、確実に出ているそう。
「体力テストで出た結果を、各自の年齢における全国平均と比較する形で成績証として渡しています。そうすると、良くないところがあれば改善しようという意識が芽生えるのです。今の自分を知ることができるのですね。
その全国平均との比較を点数化して、優秀者には健康食品や歩きやすい靴下など、健康運動指導士さんや管理栄養士さんオススメのアイテムをプレゼントしています。また最近では優秀者だけでなく、前年と比較し大きく改善した人にも賞を授与しています」
自分を把握して、身体を動かす重要性を知る。そういった意識の変化や実際の行動に直結したそうです。
「やっていて楽しい」が一番のテーマです
自分たちも楽しみながら、時間とコストをかけずにできる取組を進めるという健康経営推進室は、多様なアイデアを生みだし試行錯誤を繰り返しながらさまざまなチャレンジを重ねています。健康経営推進室サブリーダーの蓑輪梓さんに話を伺いました。
「日々全員でできる運動として、月・金の15時から15分程度のストレッチタイムを設けています。オフィスにいるメンバーはもちろん、オンラインでの参加も多いです。
また火・水・木の朝にはこちらも全員でラジオ体操をしています。身体を動かす効果だけでなく、日常的に運動する意識付けにもとても役立っています。このような小さな取組も大切にしています」

システム開発事業部 営業部 主任で健康経営推進室サブリーダーの蓑輪梓さん
多様なアイデアをあたためて、議論をしてまずはできるところから実現していく。そして参加者の意見などを採り入れながら、より良い内容へとアップデートしていくと蓑輪さんは言います。
そういった取組の効果もあり、現在はオフィスの片隅に簡易的な運動スペースが設けられるように。「小さなスペースですが、仕事中に突然けん垂をする人がいたりかなり利用されているオフィス・ジムです」と蓑輪さんは笑顔で話します。古賀社長も「運動することも重要な仕事の一つ」と、その光景を喜んで眺めているそうです。

カフェ・スペースをはじめ働きやすい環境を追求したオフィスの片隅には、気軽に使えるお手製の運動スペースがある

ミーティングスペースも、机や椅子を移動すればラジオ体操などができる空間に変身
当社の取組をぜひマネしてほしい!
これまで見てきたように、コガソフトウェアの健康経営推進の取組には、手軽に着手できる、時間やコストをかけずに実施できるといった、さまざまなメリットがあります。善養寺さんは、そういった活動を同業のIT企業へも伝えています。
「意識付けだけでなく、実際に社員の健康につながっています。そのため、少しでもこのような取組をする企業が増えてもらいたいと、具体的な活動を紹介したりセミナーを開催したりしています。
会社として余裕がないとできないことと思われがちですが、やり方やポイントを知れば、小さな規模の企業さんでも実施できるのです。当社の取組で参考になるものがあれば、どんどんマネしていただきたいです。まずは一歩を踏み出すきっかけを提供できればと思っています」
古賀社長も、もっと多くの企業に健康を意識して推進してもらいたいと話します。
「スポーツと言いますと、すごい動きをイメージしてしまいますが、日々できる小さなことで良いのです。工夫して、楽しんで、継続していくことが重要です。リクルーターの方も、健康経営にはとても興味を抱いているのが分かります。これから超高齢社会が進むなか、健康を推進する仲間がもっと増えたら良いなと願っています」
取組をマネしてもらうことはもちろん、質問があれば大歓迎とのこと。楽しみながら、時間やコストをかけずに健康を推進するコガソフトウェアの取組は、これからのスタンダードになっていくのでしょう。



